2007年09月19日
銀のアンカー 三田紀房 /関達也

著者: 三田紀房 /関達也
出版社: 集英社
銀のアンカーは、2006年から集英社の漫画雑誌「スーパージャンプ」に連載中。キャッチフレーズは「就職請負漫画」。
この作品は作者の三田紀房が「週刊モーニング」に連載している「ドラゴン桜」の就職版のような存在です。バブル崩壊以降の就職事情の激変により、就職に対して漠然とした不安を抱く学生が多い現代。この作品は、白川義彦が現代の就職活動でのポイントを、就職に不安を抱く学生二人に対し伝授していく流れとなっています。
読んでみたのですが、おもしろいです。はい、ただ単純に。
もちろん漫画なので、誇張した表現もありますが、教えとしては良いと思います。
当たり前をする。それが当たり前。しかし、「何が当たり前なのか?」ということが就職活動においてはブレがちです。そんな「当たり前」を漫画というものの特性を利用した例示で、わかりやすく示していると思います。なんたって、がんばれば大丈夫、といわず、センスなども含んだ就職活動・採用活動風景が描けているからです。
これを批判する人がいれば、「漫画」というものの良さがわからない人ぐらいではないでしょうか。あくまで漫画なので、ライトに、楽しく読むべきです。緊迫感のある漫画なので楽しめないという人もいるでしょうが。汗
Posted by チャーリー at 19:00│Comments(0)
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